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50代後半で新たな医院の医療事務になって苦労したこと

50代後半で10年以上勤めていた医院から、別の医院に新人の医療事務員として働き始めて数カ月たちました。
10年以上同じ医院で勤めていて、急に別の医院へ転職するということになかなかふみだせなかったけど、現在では新しい医院での仕事になれてきたし、患者さんの顔と名前も一致してきたし、ほかのスタッフたちともなじんできました。

今回は、この数カ月で新しい医院で苦労したことなどを書いています。

失業から転職するまでに悩んだことはこちらの記事をどうぞ
↓ ↓

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目次

仕事のやり方を覚えるの苦労した

私は医療事務の仕事を長く続けているのでベテランに入ると思います。
でも新しい職場では0からのスタートの新人です。

だから新しい医院のやり方を覚えるまでに苦労しました。

忙しくても手伝えない

まず「初めに患者さんが来院したら来院表に名前を書いてもらって検温して・・・」といちから教えてもらうのですが、混んでくると私に教える場合じゃなくなって「ちょっと待ってくださいね。」となります。

私は他の事務員がバタバタと忙しく仕事をしている後ろでボーっと立ってるだけ。
手伝うにも何をしたらいいかわからないし、へたに手を出してややこしくなったらいけないので見守るだけなので、忙しいのに申し訳ないというかとてももどかしかったです。

とにかく早く仕事を覚えようとささいなこともメモにとりました。

細かいルールが多すぎる

前の医院では忙しい時期や時間帯以外は一人でまわしてました。
ワンオペです。

今の医院では医療事務は7人在籍してて受付には午前・午後とも3人ではいります。
シフト制なので常に同じメンバーではありません。
だから受付業務や事務業務のやり方などどんなことでも統一するために細かいルールがあるんです。

今まではほぼ一人でしてたので自分がスムーズに仕事ができるように自分のやりやすいようにしていました。
でも今の職場では細かい決まりごとがあるので、それを覚えるのが大変でした。

でもルールさえ覚えてしまえば仕事はスムーズにこなせるし、3人いると仕事を分担してできるので忙しい時でも気持ちの負担は軽いですが。

カルテの並べ方がちがう

前の医院も今の医院も紙カルテを使っていてカルテはカルテ棚に並べてあります。

前の医院ではカルテ棚の右上から下に向かってあいうえお順に入っていて、今は左上から右に向かってカルテが入っています。
10数年カルテを右から下に出し入れしてたくせがなかなかぬけなくて、左から右横に並べていくのがすごく苦労しました。
カルテを右上から感覚でさーっと入れていたのに、今の医院に入ったころはカルテ棚に貼ってるラベルの「あ」とか「い」とか確認しながら出し入れしてたので時間もかかりました。


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知らない患者さんばかり

ちがう医院なので当たり前ですが知らない患者さんばかりで、名前と顔が一致しないということも困りました。

今までは、患者さんとも長いつきあいだったので名前や年齢や家族構成や趣味や日常の事や飲んでる薬などいろんなことを把握してました。
患者さんは自分のことを話したりするからいろんな情報がインプットされるんです。

入ったころは、他の事務員が「〇〇さん」と親しく日常会話をしているのを見て前の医院のことを思い出してちょっとさみしくなりました。
半年ぐらい前までは前の医院で働いていて、いつもくる患者さんたちと日常会話を楽しんでたなぁと。
ここでは誰の事も知らないし、名前もわからないなぁなんて。

プライベートなことはさておき、名前と顔が一致してる方が仕事がスムーズにできます。

人間関係に苦労した

人間関係はむずかしいですよね。
どんな職場でも。

今まで少人数で働いてきたし、10数年の長いつきあいだったからあまり意識してなかったけど、新しい職場では新たな人間関係をきずいていかないといけません。

事務員だけでなく看護師さんや助手の人たちなど人数も多いし、仲良くやっていけるか心配でした。
私はあまり初対面で話をするのが得意じゃないので、みんな仲良くワイワイ話してるところになかなか入っていけなくて。

初めの方は口数も少なく敬語で話す私でしたが、今は「今日の晩御飯何するの?」とか「このファンデーションいいよー」などため口で普通の会話を楽しめるまでになりました。

そして、やはり人数が多い分、全員が仲良しというわけではなく、「この人とこの人はお互いによく思っていないんだ」「この人たちはこの人寄りだなぁ」というのがあります。

とにかく新しい職場で仕事を続けるには、仕事内容もさることながら人間関係も大切です。

他の人たちは長年いっしょに働いていて気心も知れているという感じで冗談を言ったり楽しそうなところに入ってポツンとしているのはよそ者感があっていたたまれなかったけど、毎日出勤して時間がたっていくとだんだんうちとけていきました。

新しい医院になれるのに助けられたこと2つ

新しい医院になれるのに助けられたことは、医療事務の経験とスタッフが同年代という点です。

やり方は全然ちがいますが、医療事務の基本は同じなので新しい医院でのルールを覚えると仕事も早くできるようになりました。
患者さんや電話の応対もためらわずにできるし、医療事務の経験を活かせています。

そしてスタッフが同年代なので、共通の話題も多く、手のあいてる時間におしゃべりしたりでなじんでいきました。

現在の医院を転職先に決めたポイントはスタッフの年齢層です。
ちょっと仲良くしゃべれるようになった方が、わからないことも聞きやすいですから。
もしまわりのスタッフが若い子ばかりなら話についていけずにずっと輪の外だったかもしれません。

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