60代になってWワークをしようと仕事を探し始め、実際に4件の求人に応募しました。
求人を探すときは、「医療事務」だけでなく、「中高年」「シニア」「50代」「60代」といった言葉に、「歓迎」「活躍」などを組み合わせて検索していました。
そうやって探してみると、「60代応募可」や「シニア歓迎」と書かれた求人がわりとあったので、私の場合は「60代だから応募できるところがない」という感じはありませんでした。
それより私が不安だったのは、60代になった今、新しい職場に飛び込んで一から始めるということでした。
医療事務の経験は25年以上あります。
それでも職場が変われば、仕事のやり方も人間関係も一からです。
「この年齢で、新しい仕事をちゃんと覚えられるだろうか」
「新しい職場の人たちになじめるだろうか」
私が気になっていたのは、求人があるかどうかより、むしろそんなことでした。
そんな不安を抱えながら、今回4件の求人に応募しました。
スポンサーリンク
60代でWワーク先を探し始めました
Wワークを始めようと思った詳しい理由については別の記事で書きますが、この先も医療事務として働き続けることを考え、新しい職場を探し始めました。
今回の仕事探しでは、ハローワークだけでなく、Indeedや求人ボックスなどの求人検索エンジン、医療・介護系の求人サイトなど、いくつかのサービスを利用しました。
今回60代になって久しぶりに求人を探してみると、「未経験歓迎」「資格不要」「シニア歓迎」「副業・WワークOK]など、以前より応募する人の間口が広くなっているように感じました。
スポンサーリンク
応募したところと結果
以下が応募したところと結果です。
| 応募先 | 結果 |
|---|---|
| 調剤薬局 | 不採用 |
| 医院① | すでに採用者が決まっていた |
| 医院② | 応募者多数ですでに募集終了 |
| 医院③ | 採用(現在Wワーク中) |
こうして見ると、実際に選考を受けて不採用だったのは調剤薬局の1件だけです。
医院①と医院②は、応募したけど応募は終了していたのです。
この4社とも、中高年・シニア・50代・60代というワードに「歓迎」「活躍」が組み合わさった表示がされていました。
そういうところを選んでるので。
以下に詳しく書いてみます。
スポンサーリンク
医療事務でなく調剤事務に応募
いちばんはじめに応募したのは医療機関の医療事務ではなく、調剤薬局の調剤事務でした。
結果は不採用
なぜ医療事務ではなく調剤薬局事務?
調剤事務なんてまったくわからないのに応募したのは、求人サイトから届いたおすすめ求人のメールがきっかけです。
それは大手ドラッグストアの事務です。
勤務時間が私の希望するWワークの時間帯に合っていたこと、年齢的にも長く働けそうなこと、社員割引があること、交通の便がいいこと、初心者・未経験でも応募できること、そして仕事内容もやりたいものだし、魅力を感じました。
乗り気だったけど、Wワークの規定があることを知り、条件が合わないため応募できませんでした。
しかし、このことがあってからこれまで未経験だった調剤事務にも興味をもち選択肢を広げてみました。
また、60代になって仕事を探してみると、以前よりも「どんな職場なら長く続けられるだろう」ということも考えるようになりました。
ずっと医院で働いてきたこともあり、今回は調剤薬局という違う環境で働いてみるのもいいかもしれない、という気持ちもありました。
不採用になった理由を考えてみた
調剤薬局事務の応募がなぜ不採用だったのか、理由はわかりません。
なので、自分なりにいろいろ考えてみました。
募集内容には「9時~19時のうち午前または午後のみ相談可・週2日からOK」とあったので、応募するときに、私が勤務できる時間帯や曜日を入力しました。
まず考えたのは、私が希望した勤務時間や曜日と、薬局側が実際に来てほしい時間帯や曜日が合わなかったのかもしれないということです。
土曜日に勤務できる人も歓迎されていたので、求人票に書かれている条件だけではわからない「できればこの曜日、この時間に働いてほしい」という希望があったのかもしれません。
ほかには、「医療事務経験は25年以上あるけれど、調剤事務は未経験」という私の経歴がどう見られたのかな、と考えたりもしました。
そして、この記事を書いている時点(※2026年9月)でも、この調剤薬局では2名募集の求人が掲載されています。
「まだ募集しているのに、どうして私は不採用だったんだろう?」とは思いました。
でも、勤務時間が合わなかったのかもしれないし、調剤事務が未経験だったからかもしれない。
ほかの理由があったのかもしれません。
そもそも求人が掲載されているからといって、実際の募集状況までこちらにはわかりません。
結局、不採用の本当の理由はわからないままです。
不採用になると「やっぱり60代だからかな?」ということも頭をよぎります。
でも理由を聞いたわけではない以上、「60代だから不採用だった」と自分で決めつける必要もないのかなと思っています。
不採用になってどう思ったか
負け惜しみではなく、調剤事務を不採用になって少しホッとしました。
本当は医療事務の仕事がしたいのにって、応募してからずっとモヤモヤしてました(笑)
でもいろんな求人を見ていても、なかなか応募にふみだせなかったのですが、不採用になったことで、逆に「やっぱり私は医療事務がしたいんだ」と自分の気持ちがはっきりしたように思います。
スポンサーリンク
求人が掲載されていたのに、すでに採用済み|医院①
この医院は医療系の求人サイトで見つけ、応募しました。
ところが、待っていても返信がありません。
同じ求人がハローワークにも掲載されていたので、今度はハローワークの窓口から応募の連絡をしてもらいました。
ところが、すでに数か月前に採用者が決まっていたとのこと。
採用後にハローワークへの連絡を忘れ、求人が掲載されたままになっていたようです。
院長先生はハローワークの職員さんを通して、ものすごく謝られていました。
時給もよく、条件も希望していた時間帯も合っていたので、私はちょっとショックでした。
「求人が掲載されている=まだ応募できる」とは限らないということです。
応募多数で早期募集終了 |医院②
医院②は、indeed経由で登録した求人サイトから応募しました。
勤務時間などの条件が私の希望に合っていたことに加えて、立地がとてもよかったのも魅力でした。
駅からとても近く、雨の日でもほとんど傘をささずに通えそうな場所。
周りにはお店も多く、仕事の前後に買い物をするにも便利そうでした。
求人を見たときから、
「ここはきっと人気があるだろうな」
と思っていました。
それでも少し迷ってから応募したのですが、登録した求人サイトから「応募者多数のため、いったん募集を締め切ったとのことです」と連絡がありました。
やっぱり人気だったか……と思いました。
このとき、「いいな」と思う求人は、あまり迷っていると掲載期間前に募集が終わってしまうこともあるんだと実感しました。
求人を見ていると、「もう少しほかも見てからにしよう」「もっといいところがあるかもしれない」と迷ってしまいます。
私も今回の仕事探しでは、なかなか応募ボタンを押せないことがありました。
でも、条件がよくて「ここで働いてみたい」と思える求人ほど、ほかの人にとっても魅力的なのかもしれません。
この経験から、気になる求人を見つけたら、とりあえず早めに動いてみることも大事だなと思いました。
現在のWワーク先 採用 | 医院③
そして最後に応募したのが、現在Wワークをしている医院③です。
この医院も求人サイトで見つけました。
1件目の調剤薬局は不採用。
2件目と3件目は、すでに採用者が決まっていたり、応募者多数で募集が終了していたりして、面接まで進むことができませんでした。
そして4件目。
この頃になると、最初の頃とは少し気持ちが変わっていました。
「またダメでも、求人はまだまだある」
自転車で通勤できる範囲を中心にさがしていましたが、電車で1駅、2駅と範囲を少し広げてみるだけで応募できそうな求人も増えていきました。
そして2件目、3件目の経験から、「気になる求人を見つけたら、行動は早めに!」とも思うようになっていました。
昔の仕事探しでは、求人を見つけたら電話をかけるところから始まっていたので、応募するだけでもちょっとドキドキしたものです。
今はネットで「応募する」ボタンを押せば応募できるので、その点はずいぶん気楽になりました。
とはいえ、面接となると話は別。
何歳になってもやっぱりドキドキします(笑)。
医院③に応募すると面接の連絡をもらい、実際に面接を受けました。
面接で話しているうちに、私は「たぶん採用してもらえそう」と感じました。
何度も応募して面接を繰り返すのはできれば避けたいし、私自身も「この医院なら働いてみたい」と思ったので、ここで決めたいという気持ちで、自分から積極的にアピールしました。
医療事務としてこれまでどんな仕事をしてきたのか、自分には何ができるのか。
考えてみると、ここは若い頃の私とは少し違っていました。
若い頃の面接では、聞かれたことに答えるだけの、わりと受け身の面接も多かったように思います。
60代になって度胸がついたというか、厚かましくなったというか(笑)。
でも、長く医療事務をやってきたからこそ、今の自分にできることを自分の言葉で伝えられるようになったのかもしれません。
スポンサーリンク
60代の仕事探しは、応募してみないとわからない
今回4件の求人に動いてみて、仕事探しは単純に「応募したら採用か不採用か」だけではないんだなと思いました。
求人が掲載されているのに、すでに採用者が決まっていることもあれば、応募者が多くて早めに募集が終了することもありました。
もちろん不採用になることもあります。
そして最後には、60代の私でも採用してもらうことができました。
もし最初の調剤薬局の不採用だけで、
「やっぱり60代だから無理なのかな」
と諦めていたら、今の職場では働いていません。
今回仕事を探していて、私が一番不安だったのは「60代でも応募できる求人があるか」ということではありませんでした。
それよりも、
「この年齢で新しい職場に入って、一から仕事を覚えていけるだろうか」
「新しい職場の人たちになじめるだろうか」
ということの方が不安でした。
そして実際に働き始めた今はどうなのかというと……
やっぱり苦戦しています(笑)。
医療事務の経験は25年以上ありますが、職場が変われば知らないこともたくさんあります。
覚えることも多く、戸惑うこともあります。
それでも、あのとき応募ボタンを押さなければ、今の職場との出会いもありませんでした。
60代だからと応募する前から自分で諦めず、気になる求人があれば、まず動いてみる。
ダメだったら、また次を探せばいい。
今回4件の求人に動いてみて、そんなふうに思えるようになりました。
今回は、60代になって実際に4件の求人に応募した結果を書きました。
では、なぜ私は60代で不安をもってまで、新しい職場に飛び込もうと思ったのか。
今回Wワークを始めたのは、単に収入や働く時間を増やしたかったからだけではありません。
「この先も医療事務として働き続けたい」
そんな気持ちから、今のうちに新しい環境で経験しておきたいことがありました。
このことについては、また別の記事で詳しく書きたいと思います。
スポンサーリンク
