医療事務員としてかれこれ20年近く働いている私ですが、医療事務員になったのは、なかば成り行きのようなスタートでした。
実は、私が医療事務員として働きだした始まりは、どうしてもこの仕事がしたかったとかいうのではなくいつの間にかこうなっていたという感じなんです。
学生の頃、友達のお母さんが医療事務の仕事をしてらしたのですが、そのとき初めて『医療事務』という言葉を知りました。
私はイラストやペン字など超有名な通信教育の通信講座をいくつか受けてたことがあって、定期的に送られてくるDMをたまたま見たときに『医療事務』の紹介のチラシを見つけて「あ~お母さんはこの仕事をしてたんだ。」と知り
当時、休職中で「そろそろ働かないと・・・」と、職を探していた私は医療事務の『就業をサポート』というところが目に入り結婚してからも出産してからも長く続けられるとあったので勉強すれば今受講している趣味の講座よりずっとお金に結びつくなぁと考えました。
医療事務の通学スクールを選んだのは?
その後、医療事務の資格ってどうすればとれるかを調べたんです。
もちろん私が趣味の講座を受けていた超有名な通信教育会社にも医療事務講座はあったんですが、ほかの会社はどうなのかな?受講内容や受講費用を比較したかったけど、今の時代のようにスマホやネットなどなかったから簡単には調べられませんでした^^
こういう医療事務や資格のスクールって新聞広告やチラシで入っていることがあって、自宅から電車で近い場所で開講するという医療事務スクールを見つけたんです。
スクールが電車で10分ぐらいのところで近かったというのもあるし、以下の理由で通信講座でなく通学スクールで受講すること に決めました。
・時間も自由にあったし通学講座料を支払うお金があった。
通学講座は曜日や時間が決められています。
受講費用は通信講座より高い。
・すぐに仕事をしたかった。
通学講座は時間割にそって集中してするので短期間で終了する。
通信講座は自分次第。
・その場で質問できる。
だろうなぁ。と思った。(実際、疑問があればすぐに質問できて回答をもらえました。)
このバイトが医療事務のきっかけになった!
医療事務の通学講座を一括で支払い、独身といえども結構な受講料を支払ったのでお金も欲しい、それにそのときは時間もあったので空いてる時間でアルバイトをしようと思いました。
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個人医院に『パート募集』の貼り紙を見つけたとき、すぐに電話をしました。
アルバイト内容は医療事務ではなく資格も免許もなくてもできる種類の診療助手でした。
(その後、そこに正社員として医療事務の仕事をすることになるのですが・・・)
面接で、働く曜日や時間を決めるため「現在医療事務の資格をとるための学校に行っている。」というような話をすると「医療事務の仕事ではないけどいいですか?」というようなことを聞かれました。
私は別にそこに就職するつもりはなくいずれは医療事務の仕事ができる医療機関に就職するつもり(医療事務スクールでの斡旋)でしたので「医療事務でなくていいです。」と答えました。
医療事務員としてバイト先へ就職
そして、個人医院で診療助手として採用されて、朝から医療事務の通学講座に通い、夕方からの午後診のみでアルバイトをすることになりました。
その医院の医療事務兼受付(正社員)をしていた人のご主人の仕事の都合で毎日勤務が不可能になり、休む日に交代できる人が欲しいと申し出ていました。
そこで、受付の方も手伝ってほしいと言われ暇な時間に少しずつ教えてもらいました。
(これは、私が医療事務のスクールに通っているからということではなく、出勤曜日や時間などが合ったからだけのことだったんです。)
でも「これは実践の勉強になる!」と思いました。
医療事務の実践をしながら勉強をすると、いろいろ疑問が解決できるからです。
その後、彼女は退職して私はその医院の正社員として就職しました。
医療事務員として就職できたのはラッキーなのか?
私が医療事務員の資格の講座に通って、仕事を見つけて医療事務として働くようになった経緯を「ラッキーだったから」と思われますか?どちらかというと「ラッキー」な要素もあると思うけど、私は医療事務員になりたいと考えてからは、がんばって勉強もしたし、アンテナもはりめぐらせていたし、診療助手としてバイトをしているときも結構努力をしました。だからわりとスムーズに医療事務員になれたのかもしれません。
そして、今でも医療事務員として努力は続けています。
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