看護師をしている従姉が働いていた規模の大きい病院に、明るめに髪の毛に染めてきた医療事務員がいて、ある時、事務長に髪の毛の色で注意されていたそうです。
そしてその医療事務員は「髪の毛の色より私の仕事を評価してください。」と返したそうです。
実際、その人は数多いスタッフの中で医療事務経験や知識も豊富で仕事量も人一倍こなす、いわゆる”できる人”で患者さんや看護師さんからの評判も良かったらしいです。
外見より能力を・・・というのはもっともですが、病院のルールがあればそれに従わないといけないし、規模が大きくなると風紀もきびしいところが多いようです。
医療機関っておしゃれ禁止なの?
また、友人が勤務している医療機関では細かい規則を印刷したものが配布されており、身だしなみのところでは『清潔感を感じさせる』『不快感をあたえない』などのほかに『マニキュアは透明のみ可』だとか『アクセサリー類はつけてはいけない』などなどまるで生徒手帳に書かれた校則のようだと言っていました。
スタッフの数が多くなるほど、こういう風に一応規則をきめておかないとだめなんでしょうね。
そう考えると個人医院では結構ゆるいような気がします。
私が働いている(働いていた)医院や近隣の医院でも髪の毛を染めている子やピアスをつけていたり、ネイルをしている子もいます。というか、香水・化粧品の匂いがきついものや、派手な化粧、派手な色のマニキュア、業務に差し支えるようなアクセサリーをつけるなどは常識を考えると注意されなくてもしませんよね。
ただ、規則が決められていなくても、働き始めの頃は、先輩にたずねるのがよさそうです。
常識をわきまえたおしゃれならむしろした方がいいことも
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化粧もノーメイクより化粧をして明るく見せたり、髪の毛だって白髪まじりだったらむしろ全体的に染めたほうがいい場合もあるし、ネイルもツヤがあって手元がきれいです。爪がきれいだと仕事をするときテンションあがりません?
医療事務の仕事をしてると、コンピュータに入力したり、カルテを出したり、患者さんに処方箋を渡したり、診療費を受け取ったり、そんな時って自分でよく指先が見えるんです。
マニキュアをぬってるきれいな指先を見るとなんだか仕事もはかどるんです。
だから、マニキュアはいつも薄めのものをつけています。
たまに、おでかけをするのにキラキラしたマニキュアをぬって落とさずにそのまま仕事に行くこともあるのだけど、ラメ入りのマニキュアは、患者さんたちに人気なんです。
おじいさんとか、おばあさんとか、マニキュアの色がきれいだとか、飾りのついたヘアピンがかわいいとか、見てたら気持ちが若くなるなどいろいろ言ってくれます。
だからおしゃれも少しは必要なんじゃないかなと思います。
まわりのスタッフに合わせる
以前働いていたとこでは、医療事務スタッフはユニフォームのピンク色の白衣に黒のハイソックスを合わせるというのが暗黙の了解になっていました。
「黒のハイソックスをはいてください」と言われたわけではないのだけど、みんなが黒のハイソックスをはいているのでやっぱり自分も黒のハイソックスをはかないといけないという感じでした。
スタッフが何人かいてる場合は、どこまでおしゃれができるかほかのスタッフを観察してからするのがいいですね。また少しうちけてきたら「髪の毛って染めていいいですか?」とか「ネイルしても大丈夫ですか?」って聞くのがいいかもしれないですね。人間関係を円滑にするためには協調することは大事です。
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