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医療事務の資格取得の勉強方法は?独学や中古テキストも使える?

医療事務の資格って診療報酬請求事務能力認定試験・医療事務技能審査試験・医療事務管理士認定試験・医療事務検定試験などなどたくさんあります。
難易度もちがいますが、たとえば診療報酬請求事務能力認定試験は難易度が高くて合格率は30%前後です。ほかの医療事務資格試験は、それぞれの医療事務講座の公式ページによると60%~80%ぐらいの合格率ですが、ひととおり勉強してから受験しないと合格は難しいです。

医療事務の資格取得のための勉強方法は、医療事務スクールの講座で勉強するか、独学かのどちらかになります。

目次

医療事務資格取得のための勉強方法

医療事務の勉強

まず医療事務の資格試験の内容ですが、いろんな資格があるので問題形式も様々ですが、だいたい学科試験と実技試験があります。
学科試験は医療事務の基礎的なこと、医療制度や保険請求に関することなど、レセプト作成・レセプトチェックにも関わることなので疾病名や医学的な知識も必要ですし、マナーに関することもあります。
実技試験はレセプト(診療報酬明細書)作成やチェックなどです。

医療事務の認定試験を受けるための勉強方法はおおむね3通りです。(専門学校のぞく)

医療事務の通学講座などに通う

医療事務通学講座
医療事務スクールの通学講座では、比較的短期間でひととおりの勉強ができ、そのまま医療事務の資格認定試験に臨めます。医療事務資格試験の申込などもスムーズにできます。

医療事務の通学講座のメリットとデメリット
・決められた日時に決められたカリキュラムを受けるので計画的に勉強できる。
・勉強や受験で使うテキスト類がそろう。
・同じ目的の人がまわりにいてるので勉強のモチベーションが保ちやすい。
・わからないことがあればすぐに講師に質問できる。
・受講料が高いこと
・受講日時が決まっている。(スクールによって欠席の場合の振替制度あり)
・開講している場所が遠いということもある。

医療事務の通信講座を受ける

医療事務の勉強
医療事務スクールの通信講座では、通学講座と同じカリキュラムで学習計画に沿って自分のペースで勉強できます。

医療事務の通信講座のメリットとデメリット
・通学講座より受講料金が安い。
・まわりに合わせず自分のペースで勉強することができる。
・勉強や受験で使うテキスト類がそろう。
・通勤中や家事の合間に勉強できる。
・集中すると短期間で講座が修了する。
・質問もできるけどすぐに返ってこない。
・強い意識をもって勉強しなければなかなか終わらない

独学で勉強する

医療事務の勉強
医療事務講座は通学講座も通信講座も費用がかかるので、できるだけ費用をかけたくない人におすすめです。ネットで医療事務の資格試験の情報を見たり、問題を解いたりするサイトもあるし、youtubeでも医療事務の勉強ができる動画もあります。


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しかし勉強や試験を受けるための点数早見表、薬価基準表、医療事務参考書、医療事務資格試験過去問題集などのテキストが必要です。

医療事務の独学は初心者には難しいかも・・・

医療事務の独学は初心者には難しいと思う理由は、まったく初心者の人は動画や医療事務のサイトを見てもわかりにくいと思うからです。
以前に医療事務の勉強をしてたり働いてたことがあるという人なら動画を見て思い出すだろうし、診療報酬の改正があったあとでも、応用しやすいですが、医療事務の勉強が初めての人は疑問が出ても自分で調べないといけません。

医療事務の仕事をしながら勉強している人なら、医院で教えてもらったり実践で勉強になることも多いですが、実技試験はレセプトの点検や作成なので、医療事務として長く勤めている人でも勉強しないで合格は難しいです。(というか無理かも)

医療事務の診療報酬請求事務能力認定試験の実技テストはレセプト作成の2問です。ひとつが外来、もうひとつは入院です。外来で働いている人はふだん入院の計算なんてしないのでちんぷんかんぷんだと思います。(入院の計算は複雑です。)
そして外来入院だけでなく診療科目全般からの出題なので、内科で働いている人は整形外科の領域のことは知らないだろうし、本当に勉強しないと難しいです。

またどの順番で勉強していけばいいのかということもわかりにくく計画がたてにくいです。

医療事務の独学で中古テキストは使える?

医療事務の資格関連の書籍は大きな書店では医療事務コーナーもあるし、インターネットからも購入できます。

医療事務の教材はメルカリやオークションなどに出品されています。
勉強のための教材や試験に持ち込みのための教材も安くでそろえることができます。参考書や過去問題集だけでなくレセプト練習用紙や薬価を点数に変換できる電卓なども出品されています。

そして医療事務講座の教材一式まで出品されています。
医療事務講座の教材一式というと練習用のレセプト用紙や診療点数早見表、薬価早見表医療用語集や関連資料などです。医療事務資格試験に持ち込める役立つものもあります。すべてそろってるものなら学習計画表のようなものもはいっているので独学でも効率よく学習することができます。
医療事務テキスト

・・・・・・が、注意点がひとつ。
2年に1回、大きな診療報酬の改正があります。診療点数が増える、減るだけではなく、新たに追加されたものなどもあるので、古い年度のものなら、中身が大幅に変っているので、長いブランクのある人は「こんなに変わったの?」とびっくりされると思います。
特に持ち込みしないとできない実技テストに使う診療報酬点数表が古いとムリです。

医療事務資格の勉強はどれがいい?

医療事務資格の勉強

・時間がとれる人は医療事務の通学講座
・通学する時間や近くに開講講座がない人は医療事務の通信講座
・費用をかけたくない人はテキストを用意して独学

通信講座は添削や質問ができるけど勉強スタイルは独学になるので学習計画をに沿って勉強しないと続きません。毎日数時間勉強するという風に決めて勉強しないとなかなか覚えられないし、日にちがあいてしまうとやる気がうすれてしまうかもしれません。講師がいて同じ勉強をする仲間がいる通学講座であっても途中でやめてしまう人もいてるんです。

独学で勉強したいけど、どんなテキストがいいのか、どういう参考書を持ち込めばいいのかわからない人、不安な人はやはり通信講座を利用するのがいいかもしれません。費用はかかるけど、添削指導や質問もできるし、必要な教材もすべて届きます。


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