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無資格で働ける医院では医療事務講座や医療事務資格は無意味なの?

医療事務として資格がなくても働ける医院は今ではたくさんあります。
医療事務の資格取得のために医療事務講座を受講して、それなりにお金や時間もかかったけど、医療事務の知識がなくても働けるならお金や時間は無駄だったの?医療事務資格は無意味なの?と思いますか?
そんなことは絶対ないです!!

目次

医療事務の資格がなくても働ける医院が多くなった

医療事務
そもそも医療事務資格がなくても働けるというのは、医療事務資格が国家資格ではないからです。そして、今では医療事務のメインの仕事であったレセプト作成も手書きではなくコンピュータが全部計算してくれるから、個人の医院なんかでは無資格でも募集されるようになりました。
(無資格OKの医療事務の求人が多くなったけどすべての医院が無資格で求人募集しているわけではありません。)

複雑な計算はレセコンにおまかせ

院内処方の薬価計算も薬価基準をみて電卓をたたいて五捨五超入(薬価を計算して小数点第2位の数字で切り捨てか切り上げになる)で計算したりしなくてもレセコンが自動で計算してくれる、血液検査をしてもまるめ項目や検査によっての判断料項目も選んで自動で計算してくれる。レセコンの決まったコードを入力するだけですべて計算してくれる。
レセコンによっては決まったキーを押すだけで難しいコードを入れなくても入力できるものもあります。

もともと医療事務の通学講座ではレセコンをさわる時間があるけど、勤務先が同じ機種でなかったりキーボードの配列が同じでなかったりで実践では使えなかったりするし、通信講座ではレセコンをさわるということができません。

レセプト点検もレセコンがチェック

医療事務講座や医療事務試験ではカルテを見てレセプト作成やレセプトチェックなどがあるけれど、日々の診療内容を電子カルテでおこなっていたり、レセコンで計算したり、オンライン請求をする現在では、レセプトを手書きで作成することはまずありません。
月末または月初めに(コンピュータで)レセプトを作成集計する前に、入力ミスなどないかレセコンがある程度チェックしてくれるし、普段の入力でも診療内容の入力過不足があればお知らせされます。
データをコンピュータに入力しているのでレセプトの画面もコンピュータ上で確認できるし、プリントアウトすることもできます。
レセプトのチェックは先生がみずからチェックする医院もあるし、外部へ委託している医院もあるので、医療事務員がレセプト業務にかかわらないというところもあります。


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医療事務の勉強は無意味なの?

医療事務資格勉強

医療事務員として正社員になったりパートで働くことになっても、特に医療の知識がなくてもいけるなら、医療事務講座の勉強は無意味だったの?なんて思うことがあるかもしれません。

でも医療事務の勉強したことは絶対に無意味ではありません。

「この病名でこの検査の時は採血料が算定できない。」「この薬が出ているときはほかの病名が必要」「この処置の場合・・・」など、有能なレセコンだって手修正しないとだめなこともあるし、先生が記入漏れしてることもあるし、やっぱり医療事務の知識はあるほうがミスに気づきやすいです。

医療事務の知識があると仕事に有利

医療事務の仕事

医療事務の知識があると仕事に有利というのは、この場合、医院に採用されるのに有利か不利かということではなく、自分が仕事をするうえで医療事務の知識があると医療事務の知識があるとない人に比べるとスムーズに仕事がこなせます。

医療事務の経験があっても違う医療機関に転職したらやり方が違います。(点数など基本は同じ)だけど、医療事務の経験や勉強したことでその医院での仕事を早く覚えることができます。

私が初めて医療事務の仕事を教えてもらったとき(当時は医療事務スクールに通学してました。)、先輩が「やっぱり医療事務の勉強してるからすぐにわかってくれるし教えやすい」と言っていました。

こちらも教えてもらう時に、「あぁこの指導料はこのまえ勉強したあのことだな。」とか、逆に医療事務講座でも「そういえばこの処置のときってこれは算定できないって(医院で)教えてもらったな」という風に理解しやすかったです。
ちんぷんかんぷんな医療用語でもスムーズに覚えることもできました。

医療事務の勉強をがんばってやってよかったと思うときがきっとあるし、意識していなくても勉強した医療事務講座は役にたっているのです。


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