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医療事務スクールの通学講座ってこんな感じでした【体験談】

私が通っていた医療事務スクールの通学講座のことを思い出して書いてみたいと思います。

この医療事務スクールに通っていたのは、医療事務講座では老舗の某医療事務スクール。
今から30年近くも前の話なので、今とはぜんぜんちがうかもしれないけど、流れ的なものとして参考にしていただけたらと思います。

目次

医療事務スクールの通信講座を選んだのは

医療事務講座

その医療事務講座には通学講座と通信講座がありました。
また通学講座でも週に1回のコースと、週に2~3回の短期コースがありました。

こんな理由で短期集中通学講座を選びました。
・早く講座を終わらせて資格をとって医療事務の仕事をしたいから
(通信講座は自分のペースなのでダラダラするかも)
・その場で質問できる。
・医療用のコンピューターの練習ができる。

医療事務通学講座の料金

現在、医療事務の通学講座の受講料金は9万円~13万円ぐらいですね。
通信講座はその半分ぐらい。

私が約30年前に通っていた医療事務講座の領収書です。

医療事務講座領収書
実家を片付けていたら出てきてびっくりしました。
98000円です。
たぶん通常の医療事務講座にコンピュータ講座みたいなものがプラスされたコースだったと思います。

医療事務講座の教室の様子

医療
事務講座

その医療事務スクールの運営会社のビルの3階の1室で医療事務講座が開講されていました。
教室には大きなホワイトボードが置いてあり、会議用の長机とイスがそれぞれならべてありました。

机は後ろに座る人も受講しやすいように段になっていました。

1クラスには、20代後半の女性の講師が一人と受講生が20人弱。
受講生の年齢層でいちばん多かったのは20歳前後、私は20代後半。
あとは30代の方が数人、40代・50代の方もおられました。
私のクラスの受講生はすべて女性でしたが、数回男性が二人来ていました。
たぶん違うクラスの人で受講日に受講できずにその日に振り替えてもらったのだと思われます。

朝から夕方まで顔を合わせているので自然に他の受講者ともおしゃべりをしたりお昼ご飯を一緒に食べたり、短期間であったけど学生に戻ったみたいで楽しかったです。

医療事務の講座を受けて資格を取って医療機関に勤めるという共通の目的があるのでなにか励みのようなものを感じてがんばれたような気がします。
しかしみんながそうだったかというと途中でやめた子もいてました。
きっと医療事務が合っていなかったのか、数回いっしょに受講した時に「私には向いてない」と言っていたので。

通学講座の時間割

医療事務スクールスケジュール

平日の3日間(日にちの調整で2回や4回のときもあり)でお昼休みをはさみ朝10時~16時までの講座でした。
もちろん間に小休憩もありました。
区切りのいいとこで「ちょっと休憩しましょうか」という感じで。
お昼休みは少し長めにとっていて、お弁当持参で教室で食べてもいいし、外に食事をしに行ってもいいし、決められた時間に教室に戻ってくれば自由でした。


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受講の内容

医療事務講座

講師がカリキュラムにそって講義します。
医療機関でも実践で使っている診療報酬点数表や早見表などや医療事務スクールオリジナルテキストを使って診療報酬の計算の仕方の説明を聞いたり演習をしたり、わからないところは、小休憩や授業が終わってから、講師に質問をしていました。

ほかには、コンピューターでの演習や、レセプト作成の演習など、働いたときに医療事務として即戦力になれるような演習ですが、はっきりいって「その時のコンピュータ演習はあまり役立たない。」と実際に医療事務員になってから思いました。
レセコンは機種がちがうと入力方法もちがうし、キーボードの配列もちがいます。
レセコンは自分が働くところで覚えたほうがいいです。

医療事務資格をとることが目標なのでレセプト作成の演習も時間をとっていました。
医療事務の資格試験の内容は学科試験と実技試験で、学科は医療保険制度や診療報酬に関することや体の部位や患者応対などの文章題で実技試験はカルテを見てレセプト(診療報酬明細書)作成です。
だから基礎はきっちりと、そしてカルテを見て診療報酬点数表や薬価基準を見てレセプトを手書きで作成しないといけないので、かなり大変でした。
(私はもともと字が大きめなのでレセプトに細かく書くのが大変でした。)

もうこれは30年ほど前の話で、今は手書きのレセプトではありませんし、保険請求も紙のレセプトでなくオンライン請求です。その頃は保険者別・公費別でレセプトの色も分けられていたんですよ。

医療事務の就職サポート

医療事務の就業サポート

講座が終わると、そのスクールの終了試験を受けに行きました。そこの講座だけでなく同じスクールの別の教室の人たちもくるので大きな会場で受けました。
それから希望者に就業サポートがあり紹介してもらうための面接を受けます。
面接する人はその医療事務スクールのかたです。

まず就職したい人は
・正社員かパートか
・そのスクールに就職するか、外部を紹介してもらうかでした。

まずスクールに就職するというのは、大きな病院など提携している医療機関への派遣でした。だから属するところは医療事務スクールの母体の会社でお給料もそこから支払われます。その会社に就職するということです。
外部というのは、スクールに関係なくその医療機関に就職(またはパート)するということです。ただの紹介の形になります。

スクールの会社に就職して経験を積んで、講師もするということもあったようでした。私が教えてもらっていた講師の方はスクールの会社の社員で、講座のない日はレセプト作成や医療事務としての仕事もしているとおっしゃってました。

私の場合・・・

私は、医療事務講座の途中から個人の医院でアルバイトをしていました。
始めは看護助手をしていて受付も手伝うようになっていました。

講師の人とも年が近くてよくしゃべってたんですが、就業サポートの前に私の時給を聞かれて答えると「そこで働いてた方がいいよ。」と言われました。
やはり派遣より個人医院の方がお給料がいいのかな?と思いました。

医療事務の資格試験は別

今はどういうシステムなのかわかりませんが、私が受講していた時は、まず修了試験を受けて、その後医療事務資格をとるために受験をするというようになっていました。そのスクールの独自の試験で独自の資格でしたが、その資格試験に合格して資格取得が目標なのでした。
別にその医療事務資格でなくほかの医療事務資格を受けてもいいのだけど、申し込みなどがスムーズだったからだと思います。

ちなみに私はこの医療事務資格試験を受けていません。


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