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60代で医療事務のWワークを始めた理由|収入を増やすためだけではありません

60代でWワークを始めました。
「この年齢からWワークするの? 若くてもかけもちなんてしんどいのに」と思われるかもしれませんが、やっています(笑)。

50代後半で転職した現在の医院で働き始めて3年ほどたったころ、仕事にも余裕が出てきて「もう少し働きたいな」とWワークを考えるようになりました。
このときは、働く時間をもう少し増やして、収入も増やしたいというのが大きな目的でした。

でも、60代になって実際に始めた今回のWワークは、あのころとは少し理由が違います。

もちろん収入が増えるのは助かります。
でもそれ以上に、私はまだ10年ぐらいは働きたい。

そう考えるようになって、この先の働き方についても考えるようになりました。
今回は、私が60代になってWワークを始めた理由について書いてみます。

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目次

50代の頃にもWワークを考えていました

50代後半で現在の医院に転職して、2年がたち、3年目に入った頃にもWワークを考えたことがありました。

転職したばかりのころは新しい仕事を覚えるだけで精一杯でしたが、この頃には、仕事にも慣れ自分のペースで動けるようになっていました。
そうなると、「もう少し働く時間を増やしてもいいかな」と思うようになりました。

当時Wワークを考えた一番の理由は、今よりもう少し働いて収入を増やしたかったからです。

実際にはそのときWワークを始めることはありませんでしたが、当時の記事を読み返すと、すでに「もうひとつ仕事をしてみようかな」と考えていた自分がいました。

👉️50代後半で医療事務に転職して2年|3年目に入りWワークを考え始めました

そして60代になった今、本当にWワークを始めました。
でも今回は、50代のころとは少し理由が違います。

この先もやっぱり医療事務を続けたい

25年以上やってきたから医療事務しかできない、というわけではありません。
でも、なんだかんだ言いながら、私はこの仕事が好きなんだと思います。

実は50代後半で前の医院が閉院して仕事を探したときにも、「この先も医療事務を続けるのか?」と一度考えています。

ハローワークの就職相談で、「今までずっと医療事務をしてきたのですが、今から未経験で働ける仕事にはどんなものがありますか?」と聞いたこともありました。

それでも結局、私は医療事務を選びました。

前の医院の患者さんと偶然会ったことをきっかけに、やっぱり医院で働くのが好きだったんだと気づいたからです。
仕事をしていない間には、「カルテが見たい」「レセコンさわりたい」と禁断症状?まで出ていました(笑)。

👉️50代で失業から再就職まで医療事務のパート転職で悩んだこと

そして60代になった今回も、医療事務以外で長く働ける仕事はないかな、と考えました。
でも結局また、医療事務を選びました。
やっぱり私は、この仕事をもう少し続けたいんだと思います。

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今の医院でずっと働けるとは限らない

今の職場でいつまで働けるかはわからない。
自分が働き続ける意思はあっても医院が閉院する可能性もある。
実際、前の職場も院長の高齢化で閉院しました

今の職場も50代・60代のスタッフが中心なので、ときどき「もしここがなくなったら、次どうする?」なんて話になることがあります。
もちろん、今すぐ閉院するという話ではありません。
でも院長も年齢を重ねているので、私たちがまだ働けるうちに、また次の仕事を考えなければならない日が来るかもしれません。

もし数年後にまた仕事を探すことになったら、そのとき私は今よりさらに年齢を重ねています。
そのときになって慌てるより、まだ動ける今のうちにできることをしておきたいと思うようになりました。

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紙カルテしか経験していないことが気になり始めた

そして、Wワークに向けて本格的に求人をさがすことにしました。
求人を探してみると、ミドル・シニア層でも応募できそうな求人は思っていたよりありました。
が、ひとつ気になることがありました。

「電子カルテ経験2年以上の方」
「電子カルテ経験者優遇」
など、「電子カルテ」という文字がやたらと目につきました。

もしかすると、実際にそういう求人が多かったというより、電子カルテをまったく使ったことがない私が、その言葉に敏感になっていただけかもしれません。

私はこれまで紙カルテの医院でしか働いたことがありません。
電子カルテなんて触ったことはもちろん、画面にどんなふうに表示されるのかさえ知らない。
電子カルテに関する知識はほぼゼロでした。

これから先、電子カルテを使う医療機関はもっと増えていくんじゃないだろうか。
そう考えると、少し不安になりました。

今後また仕事を探すことになったとき、私はたとえば65歳になっている。
医療事務の経験は30年近くになっているかもしれない。
「現在65歳です。医療事務経験は30年近くあります。でも電子カルテは使ったことがありません」

これって、次の仕事を探すときに不利になるんじゃない?

求人を見ていると、わざわざ「当院は紙カルテです」と書かれている医院がありました。
25年以上ほぼ紙カルテで仕事をしてきた私にとっては、むしろ安心できる求人です。
「ここなら今までの経験がそのまま使えるし、即戦力にもなれる」と思いました。

でも、そこでまた考えました。
今は紙カルテの方が私にとってはラクかもしれない。
でも、この先も医療事務を続けるつもりなら、今のうちに電子カルテを使えるようになっておいた方がいいんじゃないか。
60代になってから新しいことを覚えるのは、正直ちょっと面倒です(笑)。
それでも、数年後に必要になってから慌てて覚えるより、今の方がいい。
「今さら」ではなく「今のうちに」。
そう考えて、せっかく新しい職場で働くなら、あえて電子カルテを使っている医院に挑戦してみようと思いました。

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今の仕事を辞めずに新しい経験ができるWワーク

今、実際にWワークをしてみて、少し安心していることがあります。

それは、もし午前のパート先が閉院することになっても、すぐに無職になるわけではないということです。
もうひとつ、今の仕事を続けながら新しい仕事を覚えられることにも、思っていた以上に心の余裕があります。

無職の状態で新しい職場に入っていたら、「ここでちゃんと仕事を覚えなきゃ」「できなかったらどうしよう」と、もっと自分を追い込んでいたかもしれません。

でも今は、午前には慣れた職場があります。
Wワーク先で新しいことがなかなか覚えられず、心が折れそうになったとしても、「どうしても合わなければ、また別のところを探せばいい」と思えます。

今の仕事を辞めずに、新しい経験を増やしていける。

これも、私がWワークを選んでよかったと思っている理由のひとつです。

将来の選択肢としてソラストにも登録してみた

今回仕事を探しているとき、求人サイトでソラストの医療事務求人もよく目にしました。

これまで私は個人医院で直接雇用されて働いてきましたが、求人を見ているうちに、「この先も長く働くなら、今までとは違う働き方も選択肢に入れておいた方がいいかもしれない」と思うようになりました。

勤務地や仕事内容にもいろいろな選択肢があったので、「今すぐここで働こう」というより、この先また仕事を探すことになったときの選択肢をひとつ増やしておこうという気持ちで、AI面談を受けて登録まで済ませました。

結局、ソラストで仕事を決める前に現在のWワーク先が決まりました。
今すぐ利用する予定はありませんが、いざというときに選べるものがひとつ増えたことは、私にとってちょっとした安心材料になっています。

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そして実際にWワーク先を探しました

将来のことをいろいろ考えましたが、考えているだけでは何も変わりません。
そこで実際にWワーク先を探し、4件の求人に動きました。

調剤薬局では不採用。応募しようとしたときには募集が終わっていた医院や、すでに採用者が決まっていた医院もありました。
そして4件目に応募した医院に採用され、現在そこでWワークをしています。

4件に応募したときのことは、こちらの記事に詳しく書いています。
👉️60代で医療事務など4社に応募した結果|採用・不採用・すでに募集終了も

始めてみたら想像以上に大変でした(笑)

「電子カルテを覚えたい」と思って入ったWワーク先。
ところが実際に働き始めてみると、覚えることは電子カルテだけじゃなかった(笑)。

今までの医院では経験したことがなかった訪問診療もあります。
知らない医療用語が飛び交う。
もちろん、その医院独自の仕事のやり方も一から覚えなければいけません。

医療事務は25年以上やっていますが、職場が変われば、知らないことはまだまだあるんだなと実感しています。

そして大変なのは、仕事を覚えることだけではありません。
午前の仕事が終わったら、お昼ごはんを食べて、家事をして、ちょっと休憩したらまた出勤。
午前の診療が長引けば、ほとんど休憩できないまま午後の仕事へ向かうこともあります。

「60代でWワーク、やっぱりしんどいな」と思う日もあります(笑)。
でも、今のところ「やめよう」とは思っていません。

大変だけど挑戦してよかったこと

・電子カルテの見方や操作が少しずつ分かり、最初は不便にしか感じなかった便利さも分かってきた。
・紙カルテしか知らなかった自分に「電子カルテを使った経験」ができた。
・訪問診療など、これまで経験のなかった仕事も少しずつ覚えている。今までなら「経験がないから」と候補から外していた求人にも、これからは目を向けられそう。
・「まだできないことがある」こと自体が、今回Wワークを始めた目的に合っている。

60代だからこそ、今のうちに経験を増やしておきたい

50代のころにWワークを考えた一番の理由は、もう少し働いて収入を増やしたかったからでした。
もちろん今も、収入が増えるのはありがたいです。
でも60代になって実際に始めたWワークは、それだけではありませんでした。

・この先も医療事務を続けたい。
・今の職場がずっとあるとは限らない。
・電子カルテも使えるようになっておきたい。
・今まで経験したことのない仕事も知っておきたい。

そんなことを考えて始めたWワークです。実際に始めてみると、想像していた以上に大変でした(笑)。
まだまだ覚えられないこともたくさんあります。
それでも、電子カルテを使った経験ができ、これまで知らなかった仕事も少しずつ知ることができています。

60代だから今さらではなく、60代だから今のうちに。
この先も働き続けるために、今できることを少しずつ増やしていけたらと思っています。

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